1:FinalFinanceφ ★:2011/09/29(木) 23:06:59.34
ギリシャの第二都市テッサロニキの中心街で、
「俺たちは払わない!」と叫びながら、新不動産税など新たな緊縮策に抗議する住民たち。
デモには労組員だけでなく一般の住民、学生ら約1000人が参加した
財政危機に陥っているギリシャ政府が
欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などから追加支援を受けるために決めた
新たな財政緊縮策について、同国のパンガロス副首相(73)は28日の民放局メガとのインタビューで
「限界を超えている」などと、批判的とも取れる発言を繰り返した。
政府ナンバー2の異例の発言は、政権内の足並みの乱れを示すと同時に、
海外に向けて同国の緊縮政策が「限界」に来ていることをアピールする思惑もあるとみられる。
副首相は同インタビューで27日に議会で可決された新不動産税について
「納税のために、私は自分の資産を売らねばならないだろう」などと不快感を表明した。
さらに、副首相は相次ぐ同国の増税策について
「ギリシャ社会に対する徴税はもう限界を超えている」と強調した。
新不動産税は住宅の床面積に応じて課税し、電気代とともに徴収する。
ギリシャ政府はこの新税導入で14年までに年間20億ユーロ規模の税収効果を見込むが、国民は猛反発。
同国第2の都市、テッサロニキなど都市部では住民が「絶対に払わない」と連呼する
大規模な反増税デモが連日繰り広げられている。
http://mainichi.jp/photo/news/20110930k0000m020114000c.html